中間指針の追補が出てからそろそろ3か月が経とうとしていますが、自主的避難者への賠償手続に関する具体的な内容はいまだにわからないままです。
事故のときに高校3年生以下だった人や妊婦には40万円が支払われる予定ですので、家族構成によっては100万円単位のお金が入ってくることになります。ローンの計画などにも影響する額ですから、詳細がなかなかわからないことに対して苛立つのも当然の話でしょう。
今月中には東電から発表があるという噂です。ただ、万人が納得する内容にはならないでしょうから、発表後にまた新しい問題が起こりそうです。
そろそろ事故から1年が経つというのに、まだまだ生活に困っている人はたくさんいます。これからは除染の問題が増えてくるでしょうし、財物価値の減少に関する問題もほぼ手つかずで残ったままです。原子力損害賠償の問題は、1年や2年では終わりそうもありません。
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