震災から1年を機に考える(その2)

その2 亘理町でのボランティア

4月になり、ボランティアに何度か応募をしてみたものの、当時はまだ募集枠が少なかったこともあって参加することはできませんでした。それからいろいろあり、けっきょく被災地に行けたのは震災から3か月が経過した6月の中旬でした。
 
そのころはもうライフラインもほぼ復活していて、それほどの重装備ではなくても参加できるような仕組みができていました。また、ボランティアセンターの情報もインターネットで調べられましたので、現場の近くでテントを張れる場所を検索し、宮城県の亘理町へ行くことにしました。
 
亘理町では、おもに床下に溜まった泥をかき出すお手伝いをさせてもらいました。しかし、被災地でボランティア活動をすることによって自己満足は得られたものの、大した役には立てなかったような気もします。なにしろ、重機を1台使えば半日もかからないような作業を、何人もの人間が手作業で行っているような状況でしたから。
 
もしかすると、交通費や宿泊費につかう予定だったお金をみんなが寄付して、現地で重機を買ってもらったほうが効率的なのかもしれません。ただ、あの時期はまだそのような仕組みを作る余裕はなかったでしょうから、やはり人海戦術に頼らざるを得なかったようです。
 
4日間の経験で、自分が肉体労働で復興に関わっても効率的ではないことを痛感しました。もちろん、何もしないよりは何かしらしたほうが良いのは間違いないでしょうし、今後も機会があれば参加したいとは思っています。
 
ただ、ボランティアに参加しただけで満足してしまうのも問題なのではないかと考えるようになりました。
 

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