下からものをいう

きのうの記事では、小規模宅地の特例の適用範囲が約100坪にまで広がることについて説明してみました。後半でちらりと触れたように、「小規模」というからには100平米(約30坪)くらいにまで減らしてしまってもよいのではないかと考えています。
 
それでは名称を変更すればよいのかというと、もちろん、そんなことはありません。いってしまえば、むしろ名称云々はどうでもよく、相続税の基礎控除額を下げつつ最高税率を上げ、いかにも「富裕層向けに増税します」といった態度をとっておきながら、けっきょくは抜け道を作っているようなやり方に対する不満を覚えているだけです。
 
とはいえ、「住んでいた土地にかかる相続税を少なく」という考え方自体は筋が通っているように感じます。親から子に一軒の家をのこすこともままならないのでは、その土地で生まれ育った人がどんどんいなくなり、地域社会が崩壊してしまうかもしれません。そもそも、そんなことでは家を買う人自体が減ってしまいそうです。
 


しかし、広大な敷地やばく大な財産については、そこまで保護する必要はないと考えています。相続税が払えずに手放したとしても、それからの生活に困るわけでもないでしょうから。
 
共産主義を本気で唱えるつもりはさすがにないのですが、生活困窮者からの相談を受ける機会が増えたせいか、これからはもう少し富の再分配が行われてもいいのかなと思っています。
 
そんなわけで、今年こそ所得税を納められるようにがんばっていきたいところです。

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