被災地で見た支援者の対応をBCP策定支援に生かす

前回の続きです。「(災害時に)非情と思われても一貫した態度を取らねばならないときがある」と考えるようになった経験について書いてみます。
 
宮城県で行われた被災自動車の永久抹消登録相談会での出来事ですので、3年前のちょうど今ごろのことです。
 
石巻市役所では、たしか一日につき50名の相談を受け付けていました。しかし、県全体では14万台もの抹消が必要といわれていましたので、石巻の会場も朝のうちから満員になってしまうようでした。
 


お昼ごろになってから相談希望者がやってきても、宮城会の人たちが51人目を受け付けることはありません。私は「一人ぐらい増えても」と思ったのですが、考えてみると、一人でも例外を認めてしまったら、ほかの人も断ることができなくなり、際限なく対応することになってしまいます。
 
しかも、それが連日で続くのですから、そんなことになったら相談を受ける人たちが潰れてしまうでしょう。そう考えると、人数制限の厳守はやむを得ない対応といえそうです。「融通が利かないな」と思った自分が恥ずかしくなりました。
 
まあ、それはともかく、BCPの策定支援をするときはもちろん、日ごろの業務を行うときにもこの経験を生かせたらと考えています。

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