特別受益と寄与分の本を読んで行政書士の限界を知る

3年前に買って放置していた、特別受益と寄与分の本を読んでみました。
 
 
 
特別受益や寄与分について行政書士が相談に乗れる範囲はかなり限られているので無理に読まなくてもよいかなと考えていたのですが、本棚の「未読欄」を整理したかったもので。相続川柳のネタが眠っている可能性もありましたし。
 
本書は裁判例の紹介とそれに対する批評が中心でした。特別受益と寄与分にからんだ家事事件などの例が100件以上も載っています。弁護士や裁判官などが読むような本なのでしょうか、やはり私には難しすぎたようです。
 
いつも読んでいるような「入門」や「図解」とは違って、家系図すらなく、状況を整理するだけでも一苦労でした。そのようなわけで、途中からは細かい状況は気にしないで論点だけを考えるようにしていました。
 
結論としては、「特別受益や寄与分に客観的な基準を設けることは不可能」ということで、個別の案件を家事事件として精査していくしかないようです。つまり、行政書士には手を出せない分野ということでしょう。
 
いろいろと参考になる部分もありましたが、行政書士にはあまりお薦めできないのが正直なところです。

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