※中小企業支援サイトから移転しました(2015.11.09)
ものづくり・商業・サービス革新補助金の「革新的サービス」で申請する際に参考となる、「サービスガイドライン」についてまとめてみます。
ものづくり補助金の概要説明にも書いたとおり、申請時には新しいサービスを創出して収益の向上を達成する計画を立案する必要があります。その際、サービスの革新性を判断する基準になるのが、「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」です。
ガイドラインでは、生産性を向上する方向性として、「付加価値の向上、革新ビジネスの創出」と「効率の向上」の2つが挙げられています。ようは、「売上を増やすか経費を減らすか」ということでしょうか。
また、「付加価値の向上」については、「誰に」「何を」「どうやって」提供するのかを分析することによって、より現実的な計画が立てられるようで、具体的に8つの手法が提示されています。
【参考】
付加価値の向上 | 誰に | 新規顧客層への展開 |
---|---|---|
商圏の拡大 | ||
何を | 独自性・独創性の発揮 | |
ブランド力の強化 | ||
顧客満足度の向上 | ||
価値や品質の見える化 | ||
どうやって | 機能分化・連携 | |
IT利活用(付加価値向上) | ||
効率の向上 | サービス提供プロセス改善 | |
IT利活用(効率性向上) |
補助金を申請する際には、自社のサービスを客観的に分析したうえで、計画に当てはまる項目を選択することになります。もちろん、複数の項目を選択しても構いません。むしろ、複数の項目を組み合わせてストーリー化することも推奨されているようです。
【参考】(中小企業庁HP)
中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン(本体)
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