いつの間にか企業経営理論系の勉強を浅く広くしていたわけですが、もう少し理解を深めてみようと、有名な学者さんに関連する本を3冊ほど読んでみました。
1.コトラーのマーケティング理論が2.5時間でわかる本
題名にひかれました。このへんは著者のマーケティング戦略に乗せられたようです。「リンゴ村でマーサおばさんが洋菓子店を開く」事例を軸に解説が進んでいきます。後の方で長野県の和菓子屋と提携する話が出てきて、設定が日本だったことを知りました。そこが一番の驚きだったでしょうか。一応、STP戦略とかの理解が少し進んだ気がします。
2.〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略
5フォースやバリューチェーンについて、これまでひじょうに表面的な理解しかしていなかったことがわかりました。いろいろ参考になりましたので、いつか紙の本を買って読み直してみようと思っています。
3.究極のドラッカー
ドラッカー関連の本はたくさんあって選ぶのが大変でしたが、財務の勉強を始めたころに読んだ『財務3表・実戦ドリル』が好印象だったので、その著者の本を読んでみました。難しい部分もありましたが、共感できる部分もけっこうありました。
総括
マーケティング理論に比べると、マネジメント理論のほうが中小企業に活用しやすいように感じました。そんなわけで、事務所通信の創刊号ではドラッカーを紹介しています。ちなみに、これまで「ドラッガー」だと思っていたのはここだけの話です。
コメントを残す