製造業の会計解説書から固変分解の新しい視点を知る

製造業を中心とした会計の本を読んでみました。
 


固定費と変動費の分解については、限界利益や損益分岐点の分析以外にも目的があったようです。変動費が管理すべき費用であるのに対して、人件費などの固定費は、イノベーションの源泉となる資源なのだとか。「イノベーション」は大げさかもしれませんが、「競争力」に置き換えると腹に落ちます。
 
いずれにせよ、こういった視点はこれまで持っていなかったので、参考になりました。
 
また、最近の製造業界では、原価において労務費よりも材料費の占める割合が高くなってきているらしく、付加価値を生み出すのが難しくなっているそうです。まあ、生み出してはいるものの、周りに認められにくくなっているのでしょう。
 
全体的には、会計の知識がない人にも読みやすい表現を心がけているようでありながら、内容はそこそこの難しさになっているように感じました。ただ、端々から製造業に対する著者の思いが伝わってきて、なかなか好印象な本でした。

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