9月に読んだ本の紹介です。
行政書士関連
なし
社労士関連
社会保険の実務相談【平成29年度】
実際に質問されたときなどに調べられるよう、「社会保険」「労働保険」「労働基準法」の3点セットを購入してみたのですが、せっかくなので頭から読んでみることに。
たまにはこうやって、知識の再確認をしないといけませんね。しかし、年金関係の細かい数字などは、ほとんど覚えていませんでした……。
労働保険の実務相談【平成29年度】
『社会保険の・・・』に続いて、こちらも一通り読んでみました。労災認定の細かい解説などは流し読みですね。事務所の本棚に置いておいて、相談を受けたときなどに利用していく予定です。
認定支援機関関連
世界で最もイノベーティブな組織の作り方
診断士試験の対策を意識しつつ、Kindle0円で読んでみました。「作り方」はともかく、組織やリーダーシップについての解説はなかなか参考になりますね。興味深い事例がたくさん載っているのもよかったです。事例が連続して、ちょっとくどいかなと感じる部分もありましたが。
うちは一人親方ですが、「ヴィジョン」の話などはためになりました。そのうち事務所の「ヴィジョン」を考えてみようと思います。
その他
週刊ダイヤモンド 2017年 9/9 号 [雑誌] (会社の数字がわかる「決算書」100本ノック!)
近所の銀行でとある手続きをしようとしたところ、確認やらなんやらで1時間ほど待つことになりまして、置いてあった雑誌の特集をほぼ読み終えてしまいました。
決算書について多少は知識がないと、読むのはけっこう厳しいでしょうね。いうほど反復練習でもないので、タイトルはちょっと大げさかもしれません。まあ、有名な企業の財務体質などが解説されているので、興味がある人にはそれなりに役立つのではないかと。
建設業の未来を支える人づくり: ワールドコーポレーションの建設業派遣No.1戦略
「建設業」と「人づくり」ということで、行政書士としても社労士としても、読んでおかなければならないかなと思いまして。Kindleの読み放題で見つけられたのが幸運でした。
建設現場への労働者(職人)派遣は禁止されていますが、施工管理技士などの技術者はこの規制にかかりません。しかし、派遣社員の場合、現場の主任技術者や監理技術者にはなれないはずなのに、それでも施工管理技士などの派遣需要がたくさんあるそうな。
タイトルにあるとおり、急成長している特定の会社を紹介する本でもあるのですが、建設業界の現状や将来予測なども書かれていて参考になりました。
社長の経歴が変わっていて、考え方にも共感できる部分があり、なかなか読み応えがありましたね。
製造業の未来をつくるアウトソーシング: 日本のものづくり復活と雇用再生に挑む
建設業派遣の本がおもしろかったので、同じ著者が書いた製造業関連の本を読んでみました。もちろん、Kindleの読み放題で。
しかし、建設業に比べるとなじみのない世界だったせいか、あまり響いてきませんでしたね。ただ、こちらも人材の確保が大変な業界のようで、やはり終身雇用が原則の社会は、そろそろ限界なのではないかと思う今日この頃です。
まとめ
雑誌も含めて6冊でした。電車に乗っている時間はあいかわらず長いのですが、睡眠の比率が高くなっているような気がします……。