2月に読んだ本の紹介です。3月11日に知的財産管理の技能検定を受けることにしましたので、その過去問を何度か読んでいました。その影響で他の本は少なめです。バランス良く情報収集していかないといけませんね。
2月の雪はすぐにとけてくれて助かりました。
目次
行政書士関連
なし
社労士関連
週刊エコノミスト 2018年02月20日号
Kindle読み放題に出てきたので、特集に目を通してみました、「必読」と書いてありましたし。
一般向けに説明されているのでわかりやすかったですね。さすがに初めて知るような内容はほぼありませんでしたが(労基署の内部事情などは除く)、いろいろと確認できました。
国会の議論も紛糾しているようなので、「裁量労働制」の文字をもっと目立つような表紙にしていたら、売上部数が変わったのではないかなと思った次第です。余計なお世話ですが。
認定支援機関関連
小さな建設業の脱!どんぶり勘定
半年ぶりに読み返してみました。税理士さんに関する話の中で、「残りの7割は、税務署に出す書類の係でしかなく」という表現がありました。「税務署」を「都庁(県庁)」に置き換えたらそのまま行政書士にも当てはまりそうですね、それが何割なのかは別として。
小規模の建設業者は細かいムダを潰していくと利益率がけっこう上がるのではないかと感じているのですが、こちらで紹介されていた事例などを参考に、今後も研究を重ねていきたいところです。
その他
アマゾンが描く2022年の世界 すべての業界を震撼させる「ベゾスの大戦略」
これからAIによって世界がどんどん変化していきそうなので、取り残されないように情報を仕入れていこうと思いまして。
Amazonのすごさもあらためて伝わってきましたが、それよりもアリババに対する印象ががらりと変わったのが収穫かと。
ちなみに、タイトルには「すべての業界を震撼させる」とありますが、行政書士業界については語られていませんでした。
中小企業向けサイバーセキュリティ対策の極意
去年の終わりごろに東京都が発行した200ページほどの冊子で、商工会議所から送られてきたような気がします。なんとなく『ゴルゴ13』のイメージでしたが、あちらは「中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」というそうです。
我々も士業も顧客の重要情報を扱っておりますので、ウィルスソフトのインストールやパスワードの設定等、最低限の対策はしているつもりです。ですが、サイバー攻撃も高度化しているらしく、完全に防ぐのはなかなか難しいのではないかと感じました。
そこそこの規模の中小企業に向けて作られた冊子のようですので、対策もそれなりのものが紹介されていました。「小規模事業者向け」の小冊子を出してくれたらありがたいですね。
ちなみに、情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティ対策ベンチマーク」を受けてみたところ、うちの事務所は135点中56点でした。こちらも小規模事業者向けのものがほしいところです。
知的財産管理技能検定 2級厳選過去問題集(2018年度版)
3月11日(日)に試験を受けてみます。著作権推進会議の理事を6年近く務め、相談もそれなりに受けてきましたので、3級は飛ばしてもよかろうかと。
診断士試験の「経営法務」と重なる部分も多く、まったく勉強しないで解いた学科の過去問は7割ちょっとでした。しかし、合格は8割以上ということで、先月の終わりから電車の中などで勉強しております。2月28日朝の時点で計10時間ちょっとでした。年に3回チャンスがあるせいか、合格しても実務に直結しないせいか……というのは落ちたときの言い訳です。
内容自体はけっこうおもしろいですね。
まとめ
雑誌を含めて5冊でした。過去問は3周目に入っています。今回は短期決戦なので集中してしまいましたが、これから検定などを受けるときには、もう少し計画的に勉強を進めて、他の分野の情報収集への影響を最小限にとどめたいところです。