12月に読んだ本の紹介:思考法系多め

12月に読んだ本の紹介です。諸事情により「思考法」みたいな本が多くなりましたね。来年から力を入れていきたい分野に関係するものもありますので、このへんの研究も継続していきたいところです。

 

また札幌へ行ってきました。

行政書士関連

なし

社労士関連

ビジネスガイド 2020年01月号

特集1は「年金改革と企業の人事政策」でした。いわゆる「130万円の壁」がなくなると、国民年金の第3号被保険者から外れてしまう主婦などから不満が出てくる可能性がある、みたいな話がありました。単純に負担が増えるだけでなく、「これまでは社保に入りたくないから低賃金でも文句言わなかったんだ」という主張が湧き出てくるのではないか、ということです。恐ろしいですね。
 あと、マグロ漁船の話がおもしろかったです。

中小企業診断士関連

究極の判断力を身につけるインバスケット思考

「インバスケット方式」というのはなんとなく知っていましたが、実際に中身を見たことがなかったので入門書を購入。
 診断士の2次試験と近い部分もありますが、もうちょっと「浅く広く」というか「浅く速く」という感じでしょうか。制限時間内に大量の処理を要求されるので、脳への負荷がかけられそうです(筋トレのように)。思考の深さと速さを磨く練習になるのではないかと感じました。

しかし、演習編に4択の解答例が記載されているのですが、選択肢のレベルが合っていないのが残念でしたね。「これは選ばないだろ」みたいなのばかりで、あまり考える練習になりませんでした(選択肢が出てくる前に問題を解いてみるべきだったのでしょうが)。
 あと、主人公の名前とかちょっと萌え系(同じ名前の人いたらすみません)で、そういう要素はいらなかったかなと……。

一瞬の判断力があなたを変えるインバスケット思考2〜中級編〜

続編も読んでみました。やはり前作は選択肢が簡単すぎたと、著者も反省したそうです。そんなわけで、今回は設問のレベルを上げたとのこと。でも、やはり選択肢だとなんとなくわかった気になってしまいますね。飛行機の中で読んだ(往路で前作、復路で2)のでネットの「スコアリングシステム」も活用できず。まあ、そこまでやる気はもともとないのですが。

それはともかく、今回はインバスケット方式による思考の訓練だけでなく、昇進試験などで行われる解答に対する評価(アセスメント)のポイントについても少し解説されていました。そこが最も大きな違いと感じたのですが、あまり強調されていないようです。

物語要素はそこそこ楽しめますが、そこそこ苛立つのも前作と同様かと。
 「表面的な処理ではなく抜本的な課題解決が重要」みたいな話だったので、「わかりにくいメールを送ってくる部下を教育」という解答を考えていたのですが、そういうのは求められていなかったようです……。

メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問

Kindle読み放題で。「具象と抽象」みたいな話をあらためて考えるきっかけになりました。このあたりの思考法は、塾屋時代に国語の選択式問題を作る過程で鍛えられた気がします。まあ、だからといって「メタ思考」というやつができているとは思えませんが。
 頭も体も、鍛え続けないとダメだなと思う今日この頃です。

その他

超一流の雑談力

紙版の出版は2015年5月だそうで、当時、書店や電車の広告で見かけたような気がします。今回は例によってKindleの読み放題で。
 営業担当者向けに書かれた本のようですが、私の場合、どちらかというと営業の場面よりも講師業務に役立ちそうな情報でした。まあ、「超一流」は大げさなような気もしましたが……。

自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND

妻が買った本を借りて読んでみることに(先に言ってくれれば私が買って経費で落としたのですが……)。

7月に紹介した、『世界一やさしい問題解決の授業』の著者が書いた本のようですね(ちなみに、そちらも妻が買ったので2冊に……)。
 物語ベースで「評価軸」の考え方やピラミッド・ストラクチャーなどが解説されていく形式です。「中学生が留学先で価値観をぶっ壊されて成長していく」みたいな展開でした。
 学生向けに書かれているのでしょうか。なかなか考えさせられる内容でしたね。若いころにこういう本に出会っていれば……と思いつつ、当時は読んでもあまり心に響かなかったのではないかなと。

しかし、後半からいきなり話のスケールが大きくなりすぎて、前半の登場人物が置き去りになってしまっている感じが残念でした。『君の名は。』の後半を見ていて感じたやるせなさを思い出しましたよ……。

世界一やさしい右脳型問題解決の授業

これも妻の本を借りました(作家を追いかけるタイプみたいです)。
 あいかわらずよくわからないキャラクターが出てきますが、アイデア出しのツールなどが紹介されていて、それなりに参考になりましたかね……。

まとめ

今月は7冊。私事で恐縮なのですが、10月から妻が職場復帰いたしました。環境が変化したせいか、いろいろ思うところがあるようで、ロジカル・シンキングなどに興味が出てきたようです。そんなわけで、インバスケットの2冊も妻のリクエストでした。ただ、こちらは来年から取り組もうとしている仕事に直結しそうなので、ちょうどよいタイミングだったかなと。