8月に読んだ本の紹介です。特定技能関連の本が2冊と社労士の実用書(雑誌)が2冊。なんとなく読書がはかどらない夏だったようです。これも新型コロナウイルスの影響でしょうか(関連情報に振り回されています)。
秋らしい空になってきましたね。
目次
行政書士関連
特定技能制度の実務―入管・労働法令,基本方針,分野別運用方針・要領,上乗せ告示,特定技能運用要領,審査要領―
特定技能の解説書を出していいる身としては、この本を無視するわけにはいかないかなと。
それにしても長いですね。タイトル(副題)も長いです。
行政書士や社労士が特定技能制度に参入するとして、情報収集が目的であれば、この一冊だけで足りるのではないでしょうか。ただ、「わかりやすいかどうか」と聞かれたら、ちょっと考えてしまいますね。
安全衛生法の解説など、「そこまで書く必要あるかな?」と感じる部分も多々あります。ひょっとすると、特定技能制度に参入しようとしている行政書士に対して、「これくらいは勉強しろ」というメッセージを投げかけているのかもしれません。
(知らんけど
後半の「日本標準産業分類」や巻末資料は流し読みでしたが、とりあえず読み切ったときに達成感を得られる一冊ではあります。
ただし、制度をさらっと理解したい人にでしたら、こちらの本が断然お薦めですよ。
建設分野の 1号特定技能外国人受入れマニュアル
9月初旬の自主開催セミナーに向けて情報を仕入れておこうかと。
建設分野で特定技能外国人を受け入れるためには加入が必須となる建設技能人材機構(JAC)が監修していることもあって、運用要領などには書いていないような情報も載っています。建設分野で申請するときは建設特定技能受入計画が壁になりそうですが、こちらも4月から実施されたオンライン申請の画面を用いて解説してくれていました。このへんはさすがですね。
社労士関連
開業社会保険労務士専門誌 SR 第59号
特集はズバリ「コロナ対策」でした。後半に載っていた雇用調整助成金に関する意見なども参考になりましたね。「業種別労務問題」は、飲食業と建設業だけ読んでおくことに(他の業種はお客さんがいないので)。
しかし、最近の業界紙を読んでいると、「うかうかしていると時代に取り残されてしまう」みたいな危機感が募りますね。まあ、特に何するわけでもないのですが。
ビジネスガイド 2020年09月号
特集1はやはり新型コロナ関連でした。国の支援策も五月雨式に出てきますし、しばらくは情報収集に追われそうです。
特集3はハラスメント関連。こちらは法改正だけでなくテレワークの普及などもあって、やはり(情報を)追いかける展開が続きそうです。
中小企業診断士関連
なし
その他
なし
まとめ
計4冊ですが、『特定技能制度の実務』は7月31日に読み終わっていた気がします。そう考えると実質3冊ですね。電車の中でなかなか本を読む気になれなかったのは、暑さのせいかもしれません(太陽がまぶしかったせいかも)。