11月に読んだ本の紹介です。専門的な分野については、労働基準法の基本書とビジネスガイドを読んだだけでした。あとは汎用的な図解の本などを。こちらは今後の業務に結構な影響を与えてくれそうです。
目次
行政書士関連
なし
社労士関連
ビジネスガイド 2020年12月号
特集1は「同一労働同一賃金 最高裁判決」でした。仕事早いですね。
「賞与」や「退職金」といった各種手当等が不合理かどうかの判断について、3つの事件(大阪医科薬科大学・メトロコマース・日本郵便)がそれぞれ地裁→高裁→最高裁でどのような判断をたどったか、一覧表が用意されていてとてもわかりやすかったです。
15ページほどの文章を読むのに、45分くらいかかりました。なかなか読み応えがありましたね。まあ、すぐに忘れてしまうと思いますが……。
2020-2021年版図解わかる労働基準法
会社サイト(労働法解説)の参考に。
会社の経営者や人事労務担当者に向けての解説でしょうか。結構詳しく書かれていますので、ある程度の知識がないと、読み通すのはつらいかもしれません。年少者の規定や労災保険の細かい部分などを読んでいて、社労士受験生時代を思い出しましたね……。
企業の人事労務担当者が手元に置いておいて、疑問が湧いたときに調べるのにはちょうど良い一冊といえるのではないでしょうか。
中小企業診断士関連
なし
その他
なんでも図解 絵心ゼロでもできる! 爆速アウトプット術
会社サイトの労働法解説も再開したので、「図解」の勉強をしてみようと思いまして。
ところが、本書は「会議で出た意見を図解して情報共有」みたいな場面を想定しているようで、私の目的とはちょっとずれていました。まあ、そちらも磨いていくべき技術ではあるのですが。
ちなみにわたくし、前職は塾講師だったこともあり、以前はこの手の図解が得意だと思っていたんですよね(生徒の意見を黒板に集約する機会が多かったので)。じっさい、褒められたこともありますし。
でも、最近は会議を仕切るような機会もなく、かなり腕が衰えてしまったように感じます。相談を受けているときのメモなども劣化してきましたね。そもそも、まともに字が書けなくなってきました……。
それはともかく、文章(会話を含む)を図に落とし込んでいくのはロジカルシンキングの訓練にもなりますので、今後も意識的に図を描いていこうと思いました。
コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画
このご時世、再生のプロはどんなことを考えているのかな、と思って読んでみることに。
やはり大変な局面ではありますが、ここを必死で乗り越えると成長につながるのだろうなと感じました。持続化給付金と融資で手元資金に余裕ができて、油断している私は危険ですね。まあ、しばらくは家族優先でぼちぼちやっていこうかと思っております。
(書いてあることがでかすぎて逆にやる気がなくなった
お金と時間から自由になるためのZOOM主催者スタートガイド
そろそろZOOMの使い方をちゃんと勉強したいなと考えつつ、そこはケチってKindle読み放題で。
単純なマニュアルを求めている人にとっては、余計な情報が多すぎるかもしれません。具体的な操作方法はスライドを貼り付けた説明が中心になっているので、正直、読みづらかったですね。
(細かい部分は飛ばした
「武士道」解題
李登輝氏が亡くなったニュースを見て、Kindle版を購入。単行本が出たときに読んでいるのですが、調べてみたら2003年でした。わたくし20代のころですね。当時、かなり感銘を受けたように記憶しております。もっとも、その後も「武士道」とはかけ離れた人生を歩んでいるのですけれども。
あれから20年近く経ちまして、私なりにいろいろと勉強してきたつもりですが、あいかわらず難しくて理解できない部分がたくさんありました。それでも心に響いてくる言葉はたくさんありまして、「やはりマジメに生きないとな」という、小学生のような感想を抱いたわけです。
まとめ
計6冊でした。移動時間が少なかったせいか、読書の時間があまり取れませんでしたね。Amazonプライムデイで買った本がまだ残っているので、年末に向けて消化していきたいところです(読むのが目的に……)。