信夫山と私

福島駅の北側に信夫山という小高い山があります。
 


国文学者の折口信夫さんと同じように、「のぶお」ではなく「しのぶ」と読みます。中央線の終電で帰ってきたときなどに、八王子駅南口へ出る階段の手前で「おりぐちです……おりぐちです……」とくり返されるアナウンスを聞くと折口信夫さんを思い出したものですが、今後はさらに連想して信夫山を思い出すことになりそうです。もっとも、南口再開発によって、現在は放送がなくなっているかもしれませんが……。
 
それはともかく、駅から1kmほどのところにあり、標高は300m弱ということで、1年生から6年生まですべての遠足が信夫山という小学校もあるそうです。このへんは、八王子市における高尾山と似たような感じなのかもしれません。
 
そのようなこともあって、福島に来た当初から、いつか登ってみたいと思っていました。しかし、ふもとまででも家から2kmほどの距離があるため、帰りのことを考えるとなかなか実行に移すことができませんでした。登山口がどこにあるのかもわかりませんでしたし。
 
そのようなわけで、初めて登ったのは、福島に来てちょうど3か月が過ぎた8月16日のことでした。そして、そのときにたどり着けなかった場所があったため、福島を去る直前の9月13日にスクーターで回ってみることにしました。
 
今回はそのときの報告をする予定だったのですが、長くなってしまったので続きは来週とさせていただきます。

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