特定行政書士の考査を受けた人たちを見て考える

この前の日曜日に特定行政書士の試験(考査)がありまして、その数日前からfacebookで「勉強してないよ」「一夜漬けだよ」みたいな投稿をよく見かけました。高校生のころにSNSがあったら、そんな感じだったのかもしれません。
 


まあ、前日以外は1秒も勉強していない人はさすがに少数派だと思われますが、講義を除いて20時間も勉強していれば、多いほうの部類に入るのではないでしょうか(あくまでも「友達」の投稿から推測した数字です)。
 
1か月ほど前に「特定」の試験制度を否定するような記事を書いた私ではありますが、直接的な仕事があるかどうかは置いておいて、とくに許認可を中心に扱っている行政書士にとっては、行政手続法などをみっちり学ぶこと自体は、なかなか重要なことだと考えています。対外的にも、「行政手続なら行政書士だよね」というイメージが強化されるでしょうし。
 
それだけに、「18時間のDVD講義と四択30問」というハードルは、もっと上げてほしかったわけです。そんな思いに夜勤明けのやや興奮した状態が重なった結果、またしてもこんな投稿をしてしまいました。
 

 
ちなみに、合格点は非公表のようです。わたくしのように視野の狭い者は、「『初年度だけにこれくらいは特定行政書士を生み出さないと』という人数が合格するのではないか」などと考えてしまいますが、そんなことはないと信じたい気持ちがないわけでもなくもあり、季節の変わり目で体調管理が大変だなと感じる今日この頃です。

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