岩手軽便鉄道の十二月

岩手2日目は、盛岡発6時5分の列車で釜石へ向かうことになりました。
 
東京とは比べものにならないほど寒い空気に身を震わせながら駅まで歩き、新幹線の改札内に入れてもらって朝食を買いました。食べる場所はないので、列車の中でのお楽しみにしておきます。
 
しかし、東北本線のホームへ移動するために自動改札を抜けようとしたら、なんと改札がsuicaに対応していません。おかげで、慌てて現金で切符を買わなければなりませんでした。時間に少し余裕があったのでよかったものの、出発直前まで気づかなかったら乗り遅れてしまうところでした。
 


考えてみると、切符を買うのもひさしぶりです。
 
この列車に乗り込みます。
 


八高線と同じようにボタンを押して扉を開ける形式でした。
 
車両の先頭にバスのような料金表があったものの、どうやら使われてはいなかったようです。
 


トイレも付いています。
 
出発したときはまだ真っ暗でしたが、走っているうちにだんだんと明るくなってきました。花巻や遠野のあたりはけっこうな雪です。
 


石鳥谷(いしどりや)の駅にて。
 
遠野までの景色を目にして、これからいったいどうなることかとひそかに心配していました。しかし、いくつかの短いトンネルを抜けると雪のない国でした……。
 


強風のため15分ほどの遅れが発生し、目的地の釜石(ラ オツェアーノ)には9時過ぎに到着です。
 
被災地の様子については、記事を改めてまじめに紹介しようと思っています。

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