亘理町滞在記04

追加マットのおかげでだいぶ眠ることができました。もちろん朝までぐっすりというわけにはいきませんでしたが。
 
8時過ぎに集合してきのうの現場へ。
  
さすがに疲れが溜まってきたようで、いつにも増して動きが悪かったです。かつては得意としたスコップを持っても人並み以下の働きしかできず、まったく情けなくなってしまいました。体調が完全ではないとはいえ、若いころとは比べものにならないほどに衰えた自分というものを思い知らされて悲しくなりました。
 
やはり体力勝負の仕事ではもう活躍できなくなっているようなので、次回からは違う形での関わり方を考えたほうがよいのかもしれません。今回も交通費やテント代などを考えると、その分のお金を寄付したほうが役に立ったような気もします。ただ、同じ金額を寄付するには、かなりの覚悟を要しそうではありますが。
 
15時前に上がり、炊き出しのフランクフルトとコーヒーをもらってからテントに戻り、少し休んでからお風呂へ行きました。帰りに雨が降ってきてしまったので、おととい亘理町の本屋で買った小説をテントの中で読んでやむのを待つことに。17時過ぎには雨もほぼやんだので、お弁当を買いに行くことができました。
 
19時前からみんなでお食事。ゼネコンに所属していて、震災直後から仕事で宮城に入り、週末だけボランティアを手伝っていた方がいました。その方も来週には名古屋方面に戻るそうで、明日までしか手伝えないことを残念がっていました。
 
長くいる人たちには多くの出会いと別れがあるようです。私は数日しか手伝っていないものの、この出会いは大切にしたいと思いました。
 

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