宮城県滞在記05

ふたたび被災車両の相談会に参加させていただくことになりました。
 
今回は気仙沼市で2日間のお手伝いです。ニュースなどでは津波で壊滅的な被害を受けたことばかり報じられていましたので、電気も通っていないような場所で相談を受けることも覚悟していました。
 
石巻で一緒に仕事をした先輩行政書士の車に同乗させていただき、岩手県の一関市にある千厩町の旅館まで。19時過ぎに到着し、夕食を頂いた後に明日からの仕事に備えて打ち合わせをしました。
 
旅館は海から2〜30kmほど離れているため、津波による被害はさすがになかったようです。ただ、やはり震源地から近いだけあって、地震の爪痕はところどころに見られました。
 
我々は2階の部屋に泊まらせてもらったのですが、トイレは1階のものしか使えませんでした。
 

 2階のトイレは封鎖されていて、廊下の壁にも補修した跡があります。
 
 
宿には県外からの復興作業員らしき人がたくさん泊まっていました。まわりの宿も同じような状況らしく、復興地の付近にある宿泊施設はなかなか予約が取れないようです。観光客はほとんど来ないそうですが、旅館だけはむしろ景気がよいのかもしれません。
 
早く観光客で明るくにぎわう日が来てほしいものです。
 

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