浜通り見学日記その1

朝からツーリングに出かけてみました。
 
天気予報はくもりでしたが、出発直前から降ってきました。だんだん強くなり、川俣町に入ったころにはずぶ濡れです。
 


道の駅で休憩。「織物の八王子」を見て育った者として親しみを覚えます。
 
飯舘村から南相馬市への山道を抜け、原町区の中心地に着いたころには雨もだいぶ弱くなっていました。道の駅に馬がいるのではないかと期待して立ち寄ってみるも、残念ながら本物には会えませんでした。
 


記念撮影用の看板はあったのですが……。
 
このあたりは旧緊急時避難準備区域といわれる地域で、避難指示は2011年の9月末で解除されています。街には高校生もいましたが、いまだに通常営業ができないお店もあるようです。
 
国道6号を南下していくと、いつの間にか旧警戒区域である小高区に入っていました。青い案内板にはいわき市までの距離が出ているので、このまま抜けられるのではないかと錯覚しそうになります。
 
しかし、考えてみると立入禁止である帰還困難区域は海沿いの原発から北西に広がっているのですから、そこを抜けられるわけがありません。
【参考】区域見直し地図(首相官邸HP)
 
案の定、浪江町に入ってしばらくすると、警告の看板が出てきました。
 


用事もないのにこれ以上進むべきではないと判断して、ここで引き返すことにしました。
 
続きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です