宮城県滞在記04

本日も石巻市役所でした。さすがに3日目ともなるとだいぶ慣れてきます。
 
昼食後は商店街を抜け、2か月前にバイクで通った橋まで行ってみました。さすがにもう欄干代わりのフェンスが備え付けられていました。しかし、しばらくはこのままでいくしかないようです。
 


 
市役所の壁もよく見ると崩れているところがけっこうあります。
 


 
午後に大きな地震がありました。震度5弱だったそうで、東京でもニュースになっていたようです。立てかけていたパイプ椅子は倒れ、棚の上にあった物も落ちてきました。窓からは大きく揺れる電線なども見えていました。
 
しかし、現地の人たちはたいして騒ぎもせず、揺れが収まると何事もなかったかのように作業を続けていました。いちおう、「緊急配置につかなくてもけっこうです」といった放送が流れていましたが、ただ、それだけでした。
 
あの規模でも驚かないということは、よほどの経験をしているのだと思われます。慣れすぎてしまってほんとうに大きな地震が来たときにも動かなくなってしまうのではないかと、傍から見ていて少し心配なくらいでした。
 
依頼者が来なくなるようなこともなく、16時前には予定していた人たちの相談が無事に終了。
 
私は3日間だけのお手伝いでしたが、宮城会の人たちはまだ相談会を続けていきます。
 
この3日間でだいぶ自信もつきました。ただ、特例が多いので、残念ながら東京に戻ってからの業務に役立つ知識はあまり得られませんでした。しかし、依頼者はもちろん、宮城会の人たちにも感謝されていたようですので、勇気を出して応募してみてよかったです。また、依頼者の相談に乗る経験を積むことができたのは大きな収穫でした。
 
この3日間の貴重な経験が、今後の業務に必ず生きてくると思っています。
 

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